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OZAWA Weblog

製造業で働く、個人投資家のブログ。

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第31期プロトコーポレーション株主総会

プロトコーポレーションの株主総会にまた参加しました。
会場が昨年と異なり、名古屋駅の近くになったので、隣の県から参加している私にとっては朝10時の開始に余裕で間に合う様になり、助かりました。

株主からの質問は・・・

1、利益率について・・

今後、生活関連部門の売上100億円を目指すということだが、この生活関連部門の売上が100億円計上できたときの生活関連部門の売上高営業利益率はどれくらいを想定しているのか?具体的な数字を算出できてないのであれば、現状の自動車部門の利益率と比較して同等レベルの水準を期待できるのか?それとも下回るのか?

A、確かに生活関連部門で100億の売上を目指すと発表していているが、そう簡単にできるものとは思ってはいないが、現在の事業の拡充とM&Aを活用してなんとか事業の拡大を図り100億を達成したいと考えている。営業利益率の具体的な数字はまだ現状では想定できていないが、今期、終わった時点では4.6%、10年3月期では12.7%を想定しているので、現状よりは良くなると考えている。

2、IRについて・・

名証IRエキスポには参加していないが、それは費用対効果を考えてあえて参加していないのか?

A、当社はジャスダックなので名証エキスポには参加できない。

横山会長が投資しているティアとの今後のシナジー効果的なものは無いのか?

A、基本的にはティアとの人的、資本的な関係は一切ないのでシナジーを期待されても難しい。

3、悠々知的?の会費について

私はプロトのビルの3階の「悠々知的?」の会員だが、年会費が3000円だったのにいきなり8倍の24000円になって会員はみんな困っている。ひどいじゃないか!!!!それと株主の悠々知的に対する割引等の優待の設定は考えてないのか?

A、悠々知的については今後、拡大が見込まれるシニアマーケットの事業の確立をしようと、今までテストマーケンディングという感じでやってました。が、やはり事業ということで事業化をしたくて今回値上げを実行した。8倍というと高いと感じるかもしれないが、月2000円なのでなんとかご了承願いたい。優待については貴重な意見として承ります。

4、株価について・・

経営者から見て現在の株価2800円は安いと思うか?高いと思うか?

A、はっきり言って今の業績から考えると不本意な株価と考えている。私はもっと行けると思っている。

安いと思うなら財務オペレーションはしないのか?

A、しません。そういったもので株価を上げるということは考えていません。

5、東証1部について・・・

Monotaroはマザーズから直接、東証一部に行くが、ということはジャスダックから東証1部に直接行けるのでは?御社は時価総額も浮動株もクリアしておそらく単元株主数だけがネックだとだと思う。

A、昨年もお答えしましたが、当社も将来的には東証1部を目指している。ただし、株主数の問題、市場の動向を注意して検討していく。
1部への直接上場は時価総額が500億ないとダメです・・

ここで終了。

私はシニア向けの悠々知的?は存在すら知らず、会費値上げで今後収益貢献してきそうという事みたいですね。

総会後の懇親会では、私は料理を食べる事に徹しました。去年は社長、役員と積極的に会話しましたが、全く事業の未来に関する情報は得られず、口が堅いと感じたのでムダに会話をするより、食欲を満たそうと考えました。

といっても同じテーブルにIRの方がいらしたので、介護求人ナビのライバルのSMSについてちょっと話しました。
要はSMSは介護ジョブをやっててプロトと同じ事業なのにPERは高水準まで買われているわけですが、IRの人が言うにはやはりプロトは自動車関連と市場から見られているので、今後なんとか自動車のウエイトを下げて(要は生活関連の売上をもっと上げる)評価を上げたいという感じでした。

私が思うに介護の業界は慢性的な人不足なので将来も常に一定の需要が期待できるおいしい事業なのではと思います。

では、この事業の参入障壁は?
IRの人が言うには、介護の業界は市場が拡大しているのも関わらず、寡占化が進んでいる。
要はこの寡占している業者と契約を結べはよほど他社が値下げをしない限りストックビジネスとしてやっていける・・というような答えでした。
んーほんとかな大丈夫かなw

まあ、私は今回、生活関連部門の売上高純利益率を聞きたかったのですが、何を思ったか営業利益率を聞いてしまっていました。
うーん、これでは生活関連部門が100億円、売り上げた時の時価総額の計算ができないではないか・・
名古屋まで何しにいったんだが・・・・

10年3月期の生活関連部門の営業利益率を12.7%想定しているということなので、純利益率を6%くらいと仮定すると100億売り上げた時の生活部門の利益が6億円、PER20倍まで買われると生活部門だけの時価総額は120億円か・・・
現状の時価総額が280億これがPER20倍まで買われると約600億円で将来の生活部門の時価総額120億を加算して720億円ですか・・
まあ皮算用ですが、生活関連部門の売上が100億円達成して、その時PER20倍まで買われた場合、現状の株価から3倍弱程度にはなるのかな・・









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名古屋個人投資家勉強会

会社の飲み会とダブりましたが、投資家勉強会に行って来ました。
参加者全員、各々のよさげな銘柄を発表し議論するという企画でした。

私は3390 USSを紹介しようと試みましたが、時間的制約、資料の準備不足、あと企業のビジネスの伝えにくさという要素があり、不完全燃焼で終わりました・・・

やはりUSSの会社説明会でも感じましたが、例えば外食企業でこの会社は牛丼を売ってますというのと、USSはASPサービスを提供してますというのでは圧倒的に外食企業のほうがビジネスが理解しやすく、事業内容が分りづらい企業をこういう時間的制約のある場で説明するのは無理があると感じました。

あと、最近の株安で優良企業も割安になっていてUSSではバリュエーション的にも目立たないですね。
ただ、USSの時価総額は今、7億弱ですから時価総額が70億になるだけで株価は10倍になることになり、結構、ねらい目だと思っています。
が、しかし、現在の株安がもし下げ止まり株式市場の回復が始まるとなるとまずは優良企業の株価が先に上がりだし、それから新興市場の銘柄が上がるかもしれないという見方がありますが、確かにその可能性は高いと思います。

んーどうしよう、USS売却して東京製鐵でも買うべきかww
いやでも、一応投資の世界ではまだ若者という事でオシャレにgoogle株にしとくべきか・・

とまあ、結局また答えが出ないまま終わりそうです。




あきんどスシローTOB

数年前に東証2部に上場した頃からの付き合いのあきんどスシロー株ですが、今日、売り注文を出していて約定していました。
しかし、よく見るとなんと3250円でTOBという事で、1940円で売った直後だっただけに非常にショックでした。
あきんどスシローが浜松に第一号店の浜松幸店を出店したとき、私はオープン初日開店1時間前から並び記念すべき一人目の客という思い出があります。
大阪で開催された株主総会にも出席し、社長は「東証1部をめざします」と声高々に宣言していましたが、今、目前にあるのはTOBによる上場廃止の可能性。
回転すし業界ナンバー1の座に君臨しながらライバルのくら寿司、カッパ寿司は東証1部で株価も高い。
ここまで分りやすく過小評価された株も珍しいといわれ続け数年になりますが、結局東証1部に昇格することなく上場廃止となるかもしれません。
最近、ブロンコビリー株が値下りしスシロー以上に割安なのでブロンコビリー株に乗り換えようということでの売却でしたがまさかこういう結末になるとは。
スシローよりブロンコビリーの方が明らかに高収益で株価も割安。スシローが寿司を100円でしか売れないのに対し、ブロンコはメニューの値上げもできている。投資するならブロンコという事になりそうですが、株価はどちらが先にあがるかは未知数(といってもスシローの方が事業の規模がでかいので先に株価は上がるかもなとは思ってましたが)というのが株式投資の世界ですからね。

今日売った直後のTOBという事でかなりのショックですから、思い出に残る日となりそうです。


株主総会

最近、株主総会ラッシュ。
まずはフージャース株主総会。
浜松からムーンライトながらに乗って、東京まで行きました。
年配の投資家の方が社長に文句を言っていて、あとフージャースの1Qが四季報で赤字予想という事に「どうなってるんだ?」と文句いう株主もいました。
まあ、フージャースの1Qが毎年赤字になるというのは有名ですが、こういう総会に出席すると株主の知識にもかなり差が有ることがわかります。
で、総会後の株主懇親会、ホテルの料理だったのでなかなかおいしかったです。
ただ、皆、料理に夢中でなかなか競争がはげしくて料理が食べれなかったのが残念。
懇親会での他の投資家の交流では、やはり皆、関東の方ばかりらしくフージャースの物件を実際見て知ってる人ばかりで自分にはさっぱり感触がわからなかったです。
総会後は秋葉原でじゃんがらラーメンを食べてまた、ムーンライトながらに乗って浜松へ。
しかし、浜松に到着するのが午前3時過ぎなので、非常に眠たいタイミングで危うく寝過ごすところでした。

次は名古屋でプロトコーポレーションの株主総会。
質問が3件ほどあり、(内容はごく普通の質問)その後の株主懇親会で社長が「株主総会で質問があったのは今回が初めてです」とちょっと喜んでいたような感じでしたw
以前、総会に参加した他の株主の人の話によると、「質問ありませんか?」と社長が言っても誰も質問せず、「え?質問ないの?」みたいな顔して困惑してたそうですw

まあ、今回質問があったというのは時代の流れと、プロトが注目されだしたという事があるのかなと思いました。

先日のフージャースの株主懇親会とは全く雰囲気は異なり、料理にがっつく株主も少なく社長と積極的に会話をしようとする株主も少なく、おかげで私は料理も比較的食べれて、ほぼずっと社長とグーオク担当の役員の方とお話することができてあまりの違いにびっくりしました。
プロトコーポレーションは、今期の予想が例年と比較してかなり強気ですが、皆さんやはりその点を気にしていましたね。
25日はテクノメディカとユニバーサルソリューションシステムズの株主総会でしたが、時間が重なってしまったのでUSSの方へ出席しました。

USSは光通信との業務提携でようやく黒字転換しそうで、このタイミングでしっかり情報収集しておきたいと思いテクノメディカを蹴ってUSSにしました。
またまた、ムーンライトながらに乗って東京に着いたのが午前5時。
マンガ喫茶で寝てたら起きたのが10時10分で「ヤバイ、もう総会はじまってるがな」っていう事で走って総会会場へw
会場着いたら、一瞬である空気を感じました。
みんなスーツ姿。
これは全員関係者っぽい・・・
一般の個人投資家は私だけのようだw
当然、質問も私だけw
その後の事業説明会も私一人に対してのプレゼンw
資料も全部私一人だけがもらいましたw
さすがに赤字企業で8億円ほどの時価総額では、株主も平日に来れる人も限られてくるわけですね。
去年はどうだったんだろう?
しかし、聞けば聞くほど、USSの未来が明るい事がわかってきました。
ひょっとしたら自分がそう勘違いしてるだけかもしれませんがw
とりあえず、今週はまだ2社株主総会があるのですが、もうこれ以上は参加はやめときますw
さすがに今回は帰りは新幹線を利用しました。新幹線最強ですね。




ブロンコビリーの競争優位性

ブロンコビリーの競争優位性について考えてみました。
ブロンコビリーって外食産業だから参入障壁が低いから投資はパスだ。と思ってる方多いと思います。

しかし、実は私はそうとも言えないのでは無いか?と恐ろしい事を考え始めていますw

そう思えるいくつかの理由があります。
浜松にはさわやかという人気のステーキチェーン店があり、ほとんどの浜松の人が最も何度も行ったチェーン店はさわやかではないか?と私は思っています。
要は外食っていろんな店に行きたくなるのが人情というものですが、それでも一度行くだけで終わる店、何度も行ってしまう店とあると思います。
浜松では、さわやかは圧倒的知名度、人気を誇りブロンコビリーも負けてしまうほどです。
しかし、ブロンコビリーの愛知県での圧倒的1店舗当り平均売上を見ると愛知県ではブロンコビリーが浜松のさわやかに相当する存在だと考えられるわけです。

実際、名古屋には自分の妹を始め、知り合いが何人かいますが、ブロンコビリーの人気は圧倒的です。
果たしてホントにブロンコビリーの参入障壁は低いのだろうか?
もう浜松に6年住んでいるが、昔からさわやかの人気は圧倒的だったと思う。
それと同様の事が名古屋のブロンコビリーに言えるとすると・・・
トヨタ自動車のおかげで財政優良な愛知県で圧倒的な人気を誇るブロンコビリーの既存店売上は相当安定すると思う。
さらに、今後の出店について、利益率上位15位以内の収益計画の立つ立地にしか出店しないという経営方針だか、動画のインタビューで言っていたけど、前期の出店は3店舗ほど行ったがいずれも15位以内に入っているという事だった。
前期の出店3店舗というと、愛知県だけでなく静岡県の店舗も1店舗入っているので、つまり静岡県の店舗も立地さえ間違えなければ利益率の高い商売ができたという事であり、という事は今後の関東進出でもしっかりと立地の調査をしてからの出店であれば、不採算店舗を出店するという可能性はだいぶ低いのではないかと思える。
問題は原材料高騰だが、今の所は価格に転嫁できてるようで原価率の上昇は微々たるものではあるが、今後もうまく価格に転嫁できるとは限らない。
とういう事で、やはり不透明な部分がある為、300株ほどしか購入できていない・・
実は最近、ハードオフ株に注目していて、ブロンコビリー株と天秤にかけているわけです。
直近の経営数値はブロンコビリーの圧勝ですが、ハードオフとブロンコの差は今後どう縮まっていくのかという事に頭を悩ませています。