アークランドサービス第19回株主総会 株主総会 2012年03月25日 初めてアークランドサービスの株主総会に参加。 出席株主数は12名でその内、私服で来てる人が3名。 私服以外の人はサクラとみてよかろう。 事業報告の後、今後の事業戦略説明あり。 ・新出店モデルの開発 ①低分岐型:350モデル 店舗面積小型化で投資コスト20%削減し損益分岐点が350万円/月。 出店エリアを350→500へ拡大 ②かつ弁併設型店舗(横浜市沢町店) ③かつ弁+ドライブスルー併設型 地方都市でテスト出店予定 ・出店計画 かつや直営10店舗 FC20店舗 1月末現在で今期出店確定物件が23店舗 天丼あきば 100店舗を目標にスタート 株主からの質問 代表的なもののみ 1人目 毎年増配してはいるが配当性向14%は少し低い。多額の負債もないのだからせめて20%はないと不満。 社長 成長過程なので、内部留保を充実させ配当性向は15%以下でいきたい。 2人目 郊外型店舗の収益性は? 社長 郊外型は土地代が安いが売上がそれほど上がらないので収益率は従来型店舗より劣る 3人目 かつ弁併設店舗で主婦層狙い、惣菜も売るということで、主婦の投資家向けの為もあり株主優待の新設はどうか?社長としては株主優待の設定についてどう考えているか?社長の口から返事をいただきたい。 社長 店舗数も少ないことから株主の公平性を保つ為、優待の設定は考えていない。 私の感想 いうまでも無いこと事かもしれないですが、アークランドサービスは個人投資家の相手は全くするつもりはないという事がよく伝わってきましたw サクラを使い、さっさと無難に総会を終了させ、株式市場で積極的に評価されようとかいう気概は全く感じられません。 自分の知る限りでは似たような会社だとクリップコーポレーションと似た総会でした。 この銘柄で大きく損する事も儲ける事もないでしょう。しかし、その目立たないという部分や、充分に保守的な経営スタイルこそが、この会社の強みかもしれません。 PR